先人への感謝と次世代への恩送り
創業103年第70期経営方針発表会に寄せて
IKUTAグループ代表 生田泰宏
IKUTAグループが今日を迎えられるのも、創業以来先人たちが艱難辛苦の時があれども、社員一同で乗り越え、高品質なモノづくりと人づくりを重ね、今日に至る100年の連続性があってのことと感謝しています。
私自身、入社33年、先代と会社で共にした10年、皆さんと共にあった社長歴23年の経験において、強烈に実感しています。
さて、創業111周年となる2030年。経営者、生田泰宏の今後10年の道筋は、まさしく次世代への「恩送り」としたいと思います。
安心して働き続けれられる会社。働きを通じて幸せになっていく会社。やりがい充実感が生まれる会社。見守られ感、認められ感、存在感を感じる会社。顧客の期待に応え続け、成長し続ける会社。
このような会社になっていくには、まだまだハードルがあります。
これからの10年は私(私達)が先人たちから受けた有形無形の恩を、これからの人生に花開かせる世代に向けての恩送りとして、理想とするようなIKUTAグループのあり方を、求め続け、形にする時間にしたいと思っています。
私の肩書は社長のままですが、実質的にはグループ企業会長職です。
経営の責任を担う取締役の生田稔専務がチャレンジングな事業体の形をリードし、生田雅哉取締役がグループ運営の組織内固めをリードする。金井取締役が国内外を両にらみで、営業技術をリードする。
GMは今回専務から示されたIKUTAビジョン2030が現実の姿に近づくように、現取締役の逞しくも、情愛ある兄弟としての右腕、左腕となり、次世代のひしめくM、L、社員の成長(幸せ)を牽引してほしいと願っています。
以上