
素材表面のスケールや傷を除去し輝く理想の表面を作り上げる IKUTAの磨く技術
表面コンディションを、さらに美しく磨き上げ、品質を高めるのが研磨ライン。適切なスプレーパターン、研磨条件のノウハウにより、材料への研磨材、銅粉等の付着を防止し高品質な研磨表面を実現します。
ソリューション事例
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チョック開閉機構
- 課題
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- 砥石交換作業に時間がかかる
- 操作側に十分な砥石交換スペースがない
- ソリューション
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- チョックを機械側に残したままの砥石交換を実現
- 移動式の砥石交換装置を使用出来るように構造を開発
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インラインドレス機構
- 課題
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- 砥石の轍が出来るのでドレス加工が必要
- ドレスの適正な押付け力が不明
- ドレス屑が槽内に付着堆積する
- ソリューション
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- 構造の開発により生産と同時にドレス加工が可能となった
- ドレス先端にロードセルを仕込む事で切り込み量が見える化出来た
- スプレー管配置の工夫により生産・ドレスと同時に槽内洗浄が可能
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適切なスプレーパターンと流量管理
- 課題
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- 研磨水の当たり方によりバフが偏摩耗する
- スプレーノズルの目詰まりに気付かない
- ソリューション
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- ノズル配置とスプレー角度の調整容易化
- 各スプレー管毎に適切な流量管理
- スプレー管構造の見直し
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電流値制御、周速制御
- 課題
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- バフの摩耗により表面品質が変わってしまう
- 手動調整では表面品質が変わってしまう
- バフ径が変わっても回転数が一定のまま
- ソリューション
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- 圧下電流負荷値の変化をみて、自動でバフを追従させる制御
- バフ径に応じて、バフ駆動回転数を可変する制御
- バフの径検出演算
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先端自動通板ガイド
- 課題
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- 引っ掛かりが発生しスムーズに板が通せない
- 人によって先端通板に差がでる
- ソリューション
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- 先端ガイド位置トラッキング、速度同調による自動通板を確立
- 槽内構造の見直しにより、通板ガイド機構の干渉なし
- 簡易操作で適切なチェーンテンションの調整が可能