両面面削装置
熱間圧延や連続鋳造などを経て条または板となった伸銅製品の表面は、酸化被膜や不純物に覆われています。その表面を均一に除去すると同時に、滑らかな高品質の表面コンディションをつくりだすことが面切削ラインの重要な役割です。IKUTAの両面々切削ラインは、大手伸銅会社はじめ国内では90%、またアジアでは80%のシェアを獲得しています。

ソリューション事例
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ツータンデム両面面削装置
- 課題
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- 鋳造による厚い偏析層を除去したい
- 面削後のコイルをキズ無く綺麗に巻取したい
- 切屑の処理を安全に効率良く行いたい
- ソリューション
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- ツータンデム式(上下2回づつの切削)を採用
- アップコイラーからベンディング&リール巻取を採用
- 切削屑の気送からプレス成形までインライン処理を採用
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板厚計導入
- 課題
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- 適正な切削量を確認し歩留まりを向上したい
- 自動で安全に板厚を測定し記録したい
- 面削後の材料形状を確認したい
- ソリューション
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- 面削前、下面後、両面後の3点に厚み計を配置し各工程で測定管理
- 自動校正機能にて安定して測定
- レーザー式センサーにより板形状プロファイル測定機能
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貴金属用インゴット面削装置
- 課題
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- インゴット面削の省人化と効率アップ
- 圧延材(薄板)の面削品質が悪い
- ハイス製カッターの保守が困難
- ソリューション
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- 反転式の自動ラインを導入
- 1台でインゴットから圧延材まで対応可能な構造
- 超硬カッターを導入