2016年 新年の願い
「続くということ」
昨年の大寒大雪とは一転、暖冬で開けた新年正月。

50年来続く兄弟家族一同に会しての元日は、モラロジー事務所での新年の集いへの参加、臨済宗妙心寺派、八幡円福寺へのお墓参りで始まります。その後に、円福寺ご老子へのご挨拶に伺いお抹茶、お節ち、お屠蘇を頂きカレンダーを頂戴して帰ります。
生田家の元日新年会は今年3世代総勢20名以上が集いました。お手製お節、蟹鍋に舌づつみを打ちながら、賑やかに和やかに兄弟それぞれの子供たちの成長に目を見張り、お楽しみのお年玉で締めくくりました。
今年は初めてのお正月を日本で過ごすトルコ人社員のボタン君とカーン君が参加しました。また挨拶に寄ってくれた中山君家族も飛び入り参加してくれて、とても賑やかになりました。
自分が幼少であった50年前と変わらぬ元日の光景が、世代が変わり亡き父母は存在せずとも、母屋の仏間のある同じ十畳間で繰り広げられました。
祖父の生田捨吉が1919年に生田鉄工所を創業をして97年目を迎える2016年が幕を開けましたが、経営者として新年に願うことは100年間、毎年同じ事です。
今年も、どうか社員家族の生活が豊かに守られる、程々のお仕事をお客様から頂戴することが叶い、ご満足を頂けるように納品が出来、社員一人一人が仕事を通じて人間力を磨き成長を実感し、社内外でIKUTAの仕事にかかわる人々に病気事故怪我がなく、健康に感謝報恩の年末年始が迎えられますように。が変わらぬ普遍で唯一の願いです。
その願いの実現のためには、働きがいのある良き環境を整える事が経営者の大事な仕事と思っています。その環境とは国境国籍を越えた良き社風、良き人間関係、良きチームワークが生まれる土壌と思います。今年の外国籍正社員は、中国、トルコ、タイ、インドネシアとなります。愉快でエキサイティングでチャレンジングな2016年となること間違いなしです。
どうか、本年も皆さまのご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます。