101周年記念
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際に「イクタ」の部分がどうしてもしっくりとせず、かなり試案しましたが時間切れとなり、心残りがありながらも製作したのがキャップのデザインです。その後も製作のチャンスを虎視眈々と狙っていまして、社長が入院された時のお見舞いとしてTシャツを作ることにしました。背面の襟下の部分にシンボルマークを入れたくて「イクタ」のデザイン検討をしました。今回は納得するまで検討し完全を目指しました。「イクタ」の部分は修正液で消し、一文字ずつ扇形になるように変形させ、且つできるだけ読めるようにと、コンパスと定規を使って試行錯誤しながら何枚も描きました。何枚も描いているうちに段々と方向性が決まってきました。「キ」が扇状に三等分で配置されているので、それに倣うように「イクタ」も配置できればしっくりくると感じました。「ク」と「タ」は形状がほぼ一緒なので、一つが決まればもう一つもそれに倣って配置しました。CADの使えない私はデータをプリントアウトして、れ、ずっとその機会をうかがっていまして、ソフトボール大会用のキャップ製作で取り組むことができました。業務多忙の中でしたが、技術担当の酒見Mにてもらいました。そのCADで製図を手伝っ「イ」は当初、はらいの部分を外周にしていましたが、中央に配置した方がより三分割がはっきりとして、また「タ」の中線と相まってとても良い印象になりました。トを配置しました。もらえるためにはどうすれば良いのかを考えていました。間にはシンボルマーク付きロゴではないタイプもあるので、従来のままでも構わないのでは」という雰囲気のように感じられ、ロゴマーク復活について周りに共感を得られる人は無く、どうすれば良いのかかなり思案しました。自分がそうしたいだけで周りが望んでいないのなら無意味なのではないかともすごく思いました。ロゴマーク作成について、あるサイトには「そのマークに意味を持たせるように心がけている」というのがありました。もので、世間で言うリニューアルやリスタートです。その事は今期に一〇一周年を迎える事と合致するのではないかと思いました。「これまでの一〇〇年があり、今があって、これからの一〇〇年を目指す」という事を、「先人の方々に敬意を払いつつ、思いを継承して、新しい分野へも挑戦しながら、次そしてその下には「IKUTA」と従来のアルファベッ完全を目指したものがやっと完成し、感慨無量でした。その後はこのロゴマークを正式に会社用として採用してロゴマークが必要なのかと言えば「あっても良いが、世時々ながら、何か良い方法はないかと模索していると、今回作成したロゴマークは従来あったものに手を加えたの一〇〇年へ向けて進む」という意味を込めての「更新」とする形で表したいと考えました。やはり一〇一周年を向けえる来期は二度とない機会ではないかと思い、今回のロゴマークを正式採用していただくべく社長へ懇願しました。一〇一周年記念事業において当初はロゴマーク更新という予定は無かったのですが、想いを酌んで下さり、ロゴマーク作成への運びとなりました。今回の作成にあたり、デザインを請負っていただいたハートストリング株式会社様には、私の拙い説明等を具現化していただき感謝の念に堪えられません。そして何よりロゴマーク更新という英断をして下さった社長に厚く御礼申し上げます。019

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