生田産機工業さまの創業101周年記念にあたり、心よりお慶び申し上げます。
創業100年では無く101年、一つの節目というより『ここからまた一歩ずつ挑戦していくのだ』といった強い気概を感じさせて頂いています。
生田社長とは、千葉県柏市にある麗澤高校での二つ下の後輩にあたり、現在は一般社団法人道経会でお世話になっています。(雅也さんとは一つ下の後輩であり、同じ寮でお世話になりました。)
生田産機工業さまの101年の間には、先代そして諸先輩方が築きあげられ、繋いでこられた、語り尽くせぬ程の長い歴史・ドラマがあったことと思います。その伝統を生田社長が引き継がれ、これ程までの立派な会社にされたことは、世界最高レベルの技術力と生田社長の経営才覚による所は言うまでもないのですが、併せて生田社長の【お人柄】によるところが大きいのではないかと私は思うのです。
私が高校一年、生田さんが三年生時のある一場面。寮の大きなお風呂で身体を洗っていた時、隣から「どうや、元気にしてるか!?」と京都弁での包み込む様な優しい一言、しかもあの有名な生田さんではないですか。悩み落ち込んでいた私には、その一言、何気ないその一言が心を癒し元気を頂けた貴重な瞬間だったのです。今でも脳裏にあの場面がはっきりと思い出されます。
言葉は人間関係をつくっていく魔法の言葉であり、人間関係は良き仕事をしていく上での礎ともなります。そして、生田産機工業さまの社風はその言葉のこだまが長い年月を経て創り上げられたものだと感じています。
道元禅師の言葉『霧の中を歩めば覚えざるに衣湿る。良き人、良き言葉と交われば、覚えざるに良き人、良き場になるなり』
まさに生田社長のお人柄、良き言葉が良き社風を創ってこられたと感じています。
後日何十年ぶりに再開し、生田社長にお風呂場での一場面のお話しをしたところ「そんな事あったかなぁ!?」(笑)。生田社長が覚えておられないのは至極当然ですが、声をかけて貰った方は覚えているのです、【その一言】を。
生田社長は誰にでも分け隔て無く声をかけてくださり、心を配ってくださる。そんな生田社長の【お人柄】の下には、多くの人が集まって来られています。応援されています。そして、生田社長の志を持ってすれば、より輝かしい生田産機工業さまの未来が日本のみならず全世界に広がっていかれることと思います。
結びに生田産機工業さまのご発展、生田社長はじめスタッフ皆様のご健勝とご多幸を祈念申し上げ、お祝いの言葉とさせて頂きます。創業101周年おめでとうございます。
加筆
生田社長のご実家に『積善の家に余徳あり』と掲げられていました。私も深く胸に刻み歩んで参ります。有難うございます。