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ソリューションセンター

開発実例 京風車

京都府では、平成17年度から“京都から風を起こそう”を合言葉に、地球温暖化対策への貢献と環境産業の振興を目的として、産学公連携で小型で高性能な垂直軸型の風力発電システム「京風車(KYOWIND)」の開発に取り組んでいます。

当社は伸銅設備メーカーとして長年にわたり蓄積したものづくりを活かせることはないか、環境分野への新しい事業はないかと常に試行錯誤していました。
また、社内に流体力学の博士号をもつエンジニアがいるので、その専門性を更に活かしたものづくりができないかと考えていました。
当時、環境に配慮した風力発電機の実用化のニーズが出てきていましたので、仕事の合間を見つけて勉強のために実験機を作ったりもしていました。

そんな中、インターシップとして大学生を受け入れる機会がありました。
受け入れのテーマとして、流体力学、熱力学、構造力学、電気、電子など多くの技術が集積されており、かつ幅広い勉強ができるという理由で「風力発電機」を設定し、4名の学生にチャレンジしてもらいました。
基礎設計を進めさらに実設計を行い、最終の機械設計したものを当社の工場で完成させました。その結果、大企業のインターンシップでは味わえない体験が出来たと、大学、教授、学生から高い評価をいただきました。

また、小型風車の場合は、プロペラタイプに代わり、垂直軸型風車が今後の主流になってくるということもわかりました。
この取り組みをキッカケに、30数年間にわたり垂直型風車の研究を進めてこられた東海大学の関和市教授と知り合い、実用化に向けた「本物の風車」をつくる京都府の風力発電システムプロジェクトが生まれたのです。

そのプロジェクトの中核企業として参画させて頂いております。

2006年3月 京丹後市 道の駅で、第1号始動

直線翼垂直水平軸型風車発電システム

どの方向からの風でも静かに回転して発電します。

1わずかな風で回転し始めます

風切り音がなく、ゆっくりおだやかに回転。
市内のシンボルとして設置できます。

安全性にすぐれたブレード制御システム

強風時(風速15m/s)自動的にブレーキをかけ回転を止めます。

太陽光とのハイブリッド発電システム

風切り音がなく、ゆっくりおだやかに回転。
市内のシンボルとして設置できます。

直線翼垂直水平軸型風車発電システム図
主仕様
・定格風速 14.5m/sec
・定格出力 2kW
・カットイン風速 2m/sec
・カットアウト風速 15m/sec
・耐風速 60m/sec
・ローター直径 2500mm
・ブレード長さ 2000mm
・翼弦長 300mm
・ブレード枚数 5枚
・ブレード素材 FRP
・ブレード停止制御
 (デスクブレーキ・フェールセーフ方式)
・独立電源システム
・充放電制御
・バッテリーチャージシステム